大分ニャンたろう
スタッフブログ「ねこまみれ」

猫ブーム???

最近話題になっている「猫ブーム」ニコ

 

 

 

 

テレビも雑誌も猫、猫、猫、、、

雑貨屋さんも猫ちゃんグッズ

 

 

 

 

とってもかわいいし、見ていて癒されますよねキラキラ

 

 

 

 

 

 

でも、、いつも疑問に思う「ブーム」という言葉。。。

 

そもそも命に対して、使うものなのか???

 

と、私は思ってしまうわけです。

 

 

 

 

 

 

何のためらいもなく使われている「ペットブーム」

テレビでは明るい話題しか取り上げられませんが、その裏に潜む闇を知っていますか?

 

 

 

 

ここからは私の体験談になりますが。。

 

 

 

私は動物関係の専門学校へ通っていました。その時に動物愛護センターへの見学があったのですが、センターに着いた瞬間、聞こえてきた音?声??

それはとても犬の声とは思えない、悲鳴のような叫び声でした。。

 

 

 

 

 

収容された犬たちが、まるで自分の運命を知っているかのような、、耳をふさぎたくなる程、悲しみに満ちた声だけが、どこからともなく聞こえているのです。

 

 

 

私は思わず耳を両手で塞ぎ、気づいた時には涙が溢れていました。

私だけじゃなく、そこにいた生徒達みんな。。

 

 

 

そのあと施設内を案内されたのですが、そこには目をそむけたくなる光景がありました。

6つの檻が並んでいて、大きさも年齢も種類もさまざまな犬たちが、一つ一つの檻の中にいました。

奥で震えながら怯えている子もいれば、下がった尻尾を小さく振りながら近づいてくる子もいました。

手を差し伸べると、私の手をペロペロ舐めて、目の前でちょこんとお座りをするんです。

色んな感情で、ただただ「ごめんね。。」と涙するしかできませんでした。

「ごめんなさい」と何度も謝りました。自分の無力さに腹が立ちました。

 

 

 

 

 

一週間の猶予。

6つ目の檻の向こう側は、7日目に入る部屋。つまりガス室です。

私が触れた子は、6つ目の檻に入っている子でした。

 

 

 

 

 

猫はどこにいるんですか?

「猫はね~・・殺処分までの期間が短くて、、」

猫は即日から3日程度で処分される事が多いと聞きました。

 

 

 

 

 

殺処分は安楽死ではなく、二酸化炭素による「窒息死」です。

呼吸中枢を麻痺させる為、決して安楽死ではありません。

 

 

 

 

 

「先ほど、本日の殺処分が終わりました。

私たちも、好きでこんなことをしているわけではありません。ここにいる人たちはみんな動物が好きな方ばかりです。みんな必死なんです、助けたいんです。」
今日も明日も明後日も、、

いつ終わるのだろうか?いつかは終わるのだろうか?

ペットブームの裏に潜む闇。

消費者がいる限り生産される、それは商品ではなく「命」です。

 

 

 

 

モラルのない人もたくさんいます。

・思った以上に吠えるから飼えなくなった

・マットや壁におしっこをする

・成長してお世話が大変になった

・子供が飽きたから

・お金がかかる

 

 

 

 

 

 

吠えるのも、おしっこをかけるのも、爪をとぐのも、咬むのも、

ペットたちの行動にはすべて意味があります。

それが本能で、そういう生き物なのです。

そのすべてを「しつけ」で制御しているのです。

共存を望むのなら、コントロールが必要です。その為には根気が必要です。

動物への理解が必要です。

 

 

 

 

成長しますよ・・・生きてるんですから。

特に大型犬はそれなりの運動が必要で、力も強いからお散歩は大変ですね。

それも「しつけ」次第で飼い主さんに合わせてくれるようになりますが・・・。

 

 

 

 

子供が飽きたなんて、、まるでおもちゃ。

 

 

 

命を育てていくのに、お金がかからないはずありません。

 

 

 

保険の効かない動物病院では、一週間程度の入院でも、治療内容によってはあっとういう間に十数万~数十万はいきます。(アニコムやアイペットなど、動物保険もあります。)

 

 

 

 

 

もちろんペットショップで優しい飼い主さんとの出会いを待っている子もたくさんいます。

同じように愛護センターにも助けを待っているたくさんの命たちがいます。

 

 

 

「どうしてペットがほしいのか」

飼う前によく考え、その動物についてちゃんと知って下さい。

可愛いから、寂しいから、その感情だけを補う物ではありません。

この子たちにも感情があります。

 

 

 

 

 

私は何があっても、この子たちが「悪い」なんてことは100%でないと思っています。

どうして咬んだんだろう?同じ場所におしっこをするんだろう?唸るんだろう?

ずっと吠えるんだろう?懐いてくれないんだろう?

 

 

 

 

 

もう一度言います。

「その全てにはちゃんと意味があります。」

 

 

 

 

 

彼らが望んでいることを、どうか汲み取ってあげてください。

 

エゴだけでなく、寄り添える関係でいてください。

 

 

 

 

 

「ペットブーム」 「猫ブーム」

みなさんはどう思いますか・・・??
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あれから10年が経ちましたが、あの時救えなかったあの子たちの顔を今でも忘れません。

 

忘れることなんてできません。

 

 

 

 

長くなりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございますショックあせる

 

 

 

 

ここの子達は、今日もみんな仲良く遊んでいますよニコニコ爆笑
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