みなさんこんにちは
今日は憲法記念日で今日からGWの方が
多いのかもしれないですね
今日は高齢猫についてご紹介します
猫って人間の何倍の早さで歳をとっていると思いますか?
実は約5倍の速度で歳を重ねています。
猫が7歳の時は人間で言うと44歳
10歳の時は56歳
15歳の時は76歳
このようにあっという間に歳をとっていく猫ですが
近頃は室内飼いも増え、獣医学も進歩して、
猫の寿命も伸びてきています。
平均15歳と言われる猫の寿命ですが最近は20歳の猫も珍しくありません
寿命が伸びた分、人間と同じように猫の老化症状を目にする人も
増えてきています
歳をとっても可愛い猫ですが、やはりいつまでも若い頃の猫と同じように
接するわけにもいかなくなっていってしまいます
猫の老化症状が見られ始まるのは、だいたい7~8歳ぐらいからだそうです
10の行動・特徴をチェック✅
- あまり動かない、寝てばかりいる
- 反応が鈍い、夜に鳴き続ける、トイレ以外で粗相
- 音や声に反応しない
- 目やにやヨダレが増える
- 毛ヅヤが悪い
- 歯が抜ける、口が臭い
- ご飯を食べない、水を飲まない
- 視線が合わない、フラフラ歩いたり物にぶつかる
- 爪が伸びやすくなっている
- おしっこ、うんちをトイレでしない
- このような行動や特徴が多くなってきたら
老化症状のひとつとして考えられます
次は病気についてです
飼い主にとって寿命が延びることは嬉しい事ですが
その結果今まであまり猫の病気として
認識されていなかったガン(腫瘍)が
高齢猫の死因の多くを占めるようになってきました
腎臓疾患は猫にとって宿命ともいえる病気ですから
こちらは今も昔も死因として高い割合を占めています
生活習慣病という、少し前までは聞き慣れない病気で
亡くなる猫も増えてきています
老猫になると下記のような病気が増えていきます。
- ☑腎臓疾患
痩せてくる、食欲不振、寝過ぎるくらい寝ている、多飲多尿、毛がぱさつき毛艶が悪くなる、脱水などが見られたら腎臓疾患が疑われます。
- ☑肝臓疾患
食欲不振、脱水、下痢、嘔吐、毛の色が変わってくる、ぱさついてくる、黄疸などがみられたら肝臓疾患が疑われます。
- ☑ガン(腫瘍)
しこり、嘔吐、下痢、食欲不振、痩せてくる、無気力、多尿、多飲などがみられたらガンが疑われます。
- ☑糖尿病
多飲多尿、肥満の猫が急激に痩せる、尿が甘ったるいニオイがするなどがみられたら糖尿病が疑われます。
- ☑高血圧
なんとなく痩せてきた、なんとなく元気がない、なんとなく食欲がない、よく吐く、便秘気味などがみられたら高血圧が疑われます。高血圧は、腎疾患や甲状腺機能高進症など他の病気が原因かも知れません。
- ☑尿石症
血尿、オシッコが出ない、何度もトイレに行くが少ししか出ないなどがみられたら尿石症が疑われます。
- ☑歯周病(歯槽膿漏)
食べにくそうにする、ご飯をこぼす、口を触らせない、ヨダレが出る、口が臭いなどがみられたら歯周病が疑われます。
- ☑口内炎
食べたがるが食べない、食べ物を口に入れると痛がって口のまわりを掻きむしる、ヨダレが出る、口が臭い、口を触らせないなどがみられたら口内炎が疑われます。
- ☑甲状腺機能亢進症
食欲があってとても元気だが痩せてくる、攻撃的とも思えるほど活発、多飲などがみられたら甲状腺機能高進症が疑われます。
- ☑便秘
高齢猫になると排便の回数が減ってきますが、3日以上便が出なければ便秘が疑われます。
- ☑認知症
何度でも食事を欲しがる、大声で鳴き続ける、突然飼い主を見知らぬ人のように扱う、攻撃的になる、全く無反応になるなどがみられたら認知症が疑われます。
このような病気や症状があります。
※ですが、猫はギリギリまで我慢する動物です。
それは弱みを見せて他の動物から襲われない為だそうです。
普段から性格や行動を把握しておくと
わかりやすいかもしれないですね!
今回、高齢猫のことについて調べてみて
私が飼っている猫や身近にいる猫が高齢猫になった時に
毎日しっかりコミュニケーションをとって
いち早くその子の異変や変化に気づいてあげる事が
大切だと感じました!
その為に今からシュミレーションをしていこうと思います!
昨日と同じ、朝と同じ反応を見せてくれたら
「今日も元気でいてくれてありがとう」
と思える毎日にしたいですね