本日11月14日は”アンチエイジングの日”とのことで
猫の老化について書きたいと思います
猫は人の4~5倍の速さで年をとると言われています。
そして猫は具合が悪くても極限まで我慢をする生き物なので、気付いた時には手遅れという事も・・・
これは、弱っているところを見せて敵に襲われない為の本能行動です。
”一番の獣医は飼い主”と言われるように
ペットの異変に一番に気づけるのは飼い主なので
体調の変化や老化のサインを見落とさないようにしたいですね
↓↓一般的にあげられている【老化のサイン】です↓↓
□ 寝ている時間が多くなった
もともと寝ている時間が多い猫ですが、歳をとるとご飯・トイレ以外はほとんど寝ています。
マッサージをしてあげたり、1回5分程度でいいので一日20分くらいの運動ができると理想的です
□ 物音に反応しない、夜鳴き、トイレ以外で粗相をする
これらは認知症の症状だったり、
物音に反応しないのは耳が聞こえにくくなっていたりもします。
トイレ以外での粗相は、認知症以外に膀胱や内臓の筋肉の衰えによるものだったりもします。
動物も脳への刺激で認知症予防ができるそうです。適度に遊んであげて下さい
□ よだれや口臭が強くなる
猫の8割くらいが歯周病になると言われています。
歯周病の菌が歯茎に入り、口内炎を起こすこともあるので、よだれや口臭はそのサインかもしれません。
症状に気づいたらまずは病院へ
□ ハリのない毛並みになり、毛づやが悪い
老化が進むと体が硬くなるため自分で毛づくろいをしなくなります。
口内炎で口が痛い可能性もあります。
飼い主さんがブラッシングなどで毛づくろいを手伝ってあげてください
□ 爪とぎをしなくなる
歳をとると爪とぎをしなくなるため、伸びやすくなります。
気づかないとそのまま伸び続け肉球に刺さってしまうことも・・・
爪が太くなっていたら、あまり爪とぎをしなくなっているのかもしれません。
定期的な爪切りをしてあげてください。
□ 目が濁り、歩きながら物にぶつかる
白内障の可能性と、視力の低下が考えられます。最悪失明の可能性も・・・
室内であれば、嗅覚やヒゲの触覚で過ごすことが可能ですが、模様替えはしない方が親切です
上記のこと以外にも、
飼い主さんにしか気づけない老化のサインがあると思うので
日頃のコミュニケーションの中で少しでも変わった様子があったら
それはその子からのSOSかもしれません
猫の老化は、年齢よりも環境で大きく差がでてきます。