今日、7月7日は七夕ですね
昔は姉妹で七夕飾りを作り
祖父が切ってくれた竹に短冊と一緒に
くくりつけていました
今となっては
どんな願い事をしていたのかさえ
思い出せませんが
本来、願い事ではなく
上達したい事などを短冊に書くようです
さて、皆さん
七夕のお話ご存知でしょうか
知らない方のために
今回、大分ニャンたろう劇団で
七夕のお話【織姫と彦星のお話】をしようと思います
それでは、はじまりはじまり
昔、夜空に浮かぶ天の川の近くに
神様が住んでいました
神様には織姫という名前の娘がおり
織姫は着物を織る仕事をしています
織姫が年頃になったので、神様は織姫の婿となる男性を探し
彦星という名の牛飼いを引き合わせました
彦星は働き者のしっかりした男性
二人はひと目で恋に落ち、あっという間に結婚します
今の世で言うスピード婚です
ところがここからが困り物
二人の仲が良すぎて
一緒に遊んでばかりで2人とも
全く仕事をしなくなってしまいました
すると、人々の着物はボロボロになり
牛も病気になってしまったため
皆が困り果て神様の所に文句を言いに来ました
「どしたんかえ?」
村人「いや…。その」
「言いにくいんやけど、あんたんとこの夫婦が仕事せんけん困っちょんのや」
※物語の話し合いが大分弁かどうかは定かではありません
織姫は悲しみのあまり泣いてばかり
娘のそんな姿を見た神様は、かわいそうに思い1年に1度
7月7日の夜にだけは彦星と会う事を許します
それから2人はその日を待ちわびながら、一生懸命働く様になりました
↑一応着物作ってる風の画像
今でも七夕の夜になると
一年に一度だけ再会して愛を確かめあっているという事です
めでたしめでたし
因みに織姫が天の川を渡る日にだけ
どこからともなく鵲(かささぎ)が現れ
天の川に羽を広げて橋を作り彦星の元へ行けるのだとか
鵲は恋のキューピット的な存在なんですね