吾輩は猫である
名前はまだない
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。
1911年の今日、
文部省が作家・夏目漱石に
文学博士の称号を贈ると伝えたのに対し
漱石は
「自分には肩書きは必要ない」
として辞退した。
この逸話に由来して
2月21日は「漱石の日」と呼ばれる。
猫として生きる過酷さ
猫として生きる幸せ
ここにいる子たちにも
それぞれの猫生があり
ドラマがあります
ジュニアは生まれた時とても体が小さくて
生後まもなく体調を崩し
生死の淵をさまよいましたが
奇跡的に一命を取り留め
いまは元気に過ごしています
くぅとちゃびん、そして今は天国にいるチョン
元の飼い主さんが亡くなり
行く宛もなかった時に
今の飼い主さんと出会いました
当時13歳だったこの子達も、もう16歳です
時々ケンカもするけど
ここで出会ったお兄ちゃんたちに
可愛がられて育ってきた空くん
保護された当時は猫風邪がひどく
見つけてもらえていなかったら
命を落としていました
ジョンとメリーも
ずっとお世話をしてくれていたお母さんが
天国へ行ってしまい
今は新しい飼い主さんの元で兄妹なかよく
過ごしています
人と同じように悲しい思いをして
人と同じように傷ついて
人と同じように大切な存在がいて
人と同じように幸せを感じて
人と同じように
一生懸命生きている
ひとりぼっちだった子たちも
今は素敵な名前をもらって
たくさんの仲間もできて
幸せに暮らしています