2022年6月アメリカニューヨーク州の
全てのペットショップで犬、猫、ウサギの
生体販売を禁止する
【パピーミルパイプライン法案】が可決されました。
2024年12月15日から
ペットショップでの生体販売が禁止になる
新法が成立したそうです。
パピーミルなどの利益優先で
悪質な繁殖を行うブリーダー等からの
供給を阻止する狙いがあるということ。
パピーミルという言葉ご存知ですか?
過去のニャンフォメーションになりますが
ご覧ください
一部ペットショップでは、
正当な営業を阻害する恐れがあると
声をあげているところもあるよう。
そのような問題も世界全体で
しっかり向き合い考えないといけないのだと思います。
動物愛護の精神が以前に比べると
広く知られるようになりました。
全ての生き物に私たちと同じ
たった一つの命があること。
どんなに小さな生き物でも尊い命を持っているということ。
この当たり前がどうか当たり前だと言える
世の中になって欲しい。
以前学校の保護者会で
命を軽視している子が多いと問題になりました。
ゲームで
命の勝敗をつけてしまうというもの。
負けても、次勝てばいい。
負けても生き返る。
ゲームの世界のことで、現実では
たった一つの命を失うとどうなるか…
当たり前に分かることですが
子どもたちは口々に”生き返るから”と
答えたそうです。
当たり前が当たり前ではない…
とても恐ろしく感じました。
話が逸れてしまいましたが
たった一つの命であること
失ってしまってはとりかえしがつかないこと
誰もが幸せになる権利があること。
動物だから、当たり前のことが
当たり前に与えられない環境で良いということは
あってはなりません。
この新法は
悪質なブリーダーやペットショップからの
供給を阻止するという目的と
ペットショップが動物保護施設などと協力し、
保護された動物たちと里親さんをつなぐ場を
有料で提供できるということも定められているそうです!
事業の転換を図る機会が与えられたということ。
ただ、どんなに法が整備されても
買う側の意識や覚悟、責任感が伴わないと
安易に迎え、安易に手放すことにつながってしまいます。
買う側もその子をお迎えしたのであれば
その子の幸せを守るために
“終生飼育ができるのか”
“なにが起こっても対処ができるのか”
その子が大きな病気や怪我、
飼い主自身が病気になることだって考えられます。
その子たちを守ってあげられるのは
飼い主だけです。
人間の都合で多くの動物たちが
悲しい現状にいることを忘れてはいけません。
どこからお迎えするのかというのも
大事ですが
やはり、飼い主の覚悟、責任感がとても
重要だと思います。
命に対して当たり前のことを
当たり前だと全ての人が言える世の中になりますように…