先日、このような
ニュース記事を読みました
前方に折れた小さな耳が特徴的な
スコティッシュフォールドは
日本ではとても人気が高い猫種です
ですが海外では
繁殖・販売が禁止されている国があります
その理由は骨軟骨異形成という
遺伝性疾患にあります
(REANIMALより引用)
2021年10月1日より
ベルギーでは折れ耳の猫の
繁殖と販売が禁止されることが
発表されたそうです
日本では令和4年6月に
施行された環境省令により
遺伝性疾患の問題を生じさせるおそれ
のある組み合わせによって繁殖させないこと
と定められています
※違反した業者には動物愛護法に基づく
改善勧告や業務停止命令などが
出される可能性があります
ですが
日本のペットショップでは
何事もなかったかのように
折れ耳のスコティッシュフォールドが
売られているのが現状です
これには
実際に業者を監視・指導する自治体の現場で
法令の適切な運用ができていないことが
原因の1つと言われています
時間をかけて話し合い
施行された法令も
それを正しく監視・指導できなければ
動物たちを守ることができません
そして、
自治体以外に業者や消費者にもしっかりと
周知されていないという現実もあります
正しい法令の運用のために
これからの環境省に期待したい
ところではありますが
それだけに頼るのではなく
国民1人ひとりが動物愛護に対して
高い意識を持つことがとても重要になってくる
のではないかと私は思います
今よりもっと動物愛護の精神が広まり
当たり前になる世界が来ることを願って
大分ニャンたろうはこれからも
活動を続けていきます
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