2月27日、県とチャレンジゼロ大分実行委員会の主催で開催された動物愛護イベントに参加してきました。
初日に行われた、杉本彩さんのトークショーでは「ある犬のおはなし」から始まり、会場中からすすり泣く声が聞こえました。。
★「ある犬のおはなし」はYouTubeでも見れます★
内容はとても充実していて、悔しさや怒りがこみ上げてくる場面も多く、絶対にこのままではいけない!!と、ますます愛護精神が高まりました。
内容も、今ここで語り尽くせるものではありません。
ひとつひとつ、丁寧に伝えていかなければと感じました。
❎流通過程で死んでいく子犬や子猫
❎生産者と消費者
❎引き取り屋の存在
❎動物虐待
まだ記憶に新しい事件で、
昨年起きた別府市の動物虐待事件で、犯人は不起訴処分になりました。
その理由は「事実は認められるが 処罰するほどではない」と判断されたからです。
犯行の内容として、
猫をパイプ椅子で殴り殺したり、踏み殺したりしているのに
”処罰するほどではない”とのことです。
杉本彩さんもこの事件のことはご存知で、怒りを言葉にされていました。
日本の動物愛護法が非常に未熟なせいで、本来罰せられるべき人間がいとも簡単にまた社会へ放たれてしまうのです。
杉本彩さんが代表理事を務める公益財団法人動物環境・福祉協会Evaでも力を入れている動物愛護法の改正が今年行われます。
私たちも署名活動に参加させていただきましたが、本当にたくさんの方が改正を望んでいます。
「先進国の中でも、こんなに動物愛護に遅れをとっているのは日本だけ」
とみなさん仰います。
弱い立場の命を守れる社会に、そんな日本に、なってほしいです。
今回の「チャレンジゼロ」の”ゼロ”とは
殺処分ゼロ
ではなく
無責任な飼い主ゼロ
という意味が込められています。
彩さんのトークショーをきっかけに、様々な感情がわき上がってきました。
まずは私たちにできることを、しっかりとやっていこうと思います。
会場にはパネル展示などもあり、日本の動物愛護に対する現状や、ペットを飼う前に知っておくべき事、こんな時どうすれば良いのかなど、わかりやすく展示されていました。
パネル展示は3月5日(月)まで行われているので、ぜひ足を運んでみて下さい。