私が個人でしているボランティアのお話
第二弾でございます

TNR活動をしている方から
怪我をしている子猫を手当てしたけど
このまま戻すのはかわいそうと
お預かりしたのが
【テンテン】です。
名前の由来は
後ろに天使の羽のような
模様がある事から
この仮名になりました

ただ…怪我の手術の際に
判明したのですが
テンテンはエイズ陽性でした

傷を負った時に感染したのか
母子感染なのかはわかりませんが
保護した方も
「エイズじゃもらってくれる人
いないよね」と
とても不安そうな顔をしていました。
私も正直どうしようとは
思ったのですが
私が諦めたらダメだ

とメメに教えてもらった事を教訓に
里親さん探しを開始しました

里親募集の際には
エイズとは明記せず
(名前で病気を誤解される方が多いので
)

持病を持っていますと表記し
問い合わせが来るのを待ちました。。。
すると
この子に一目惚れしたので
会いたいと問い合わせが来たのです

私ができる事は
猫エイズという病気を
誤解を与えないよう説明する事

テンテンの良さを
わかってもらえるよう
たくさん触れ合ってもらう事

その2つに重点をおいた上で
面会をしてもらい
里親希望者さんがお帰りになる際にも
ご説明した通り
持病がございますので
もう一度、病気の事も含め
家族で話し合って決めてくださいと
念を押した上でお見送りしました

すると
その日の夜
病気も含め
この子と暮らしたいと思います
という
お返事が。゚゚(*´□`*。)°゚。
もう、奇跡のようでした

それから保護主さんとともに
テンテンをお届けし
今はムギちゃんと言う名前で
幸せに暮らしています
( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭
今までもそうなのですが
預かっている時は私にべったりでも
トライアル中、新しい家族と過ごすと
正式譲渡の用紙を持って行った時には
私の事はすでに忘れ去られ
大抵逃げられるのですが

とても切ない反面
ここの家族になったんだなと
安心できます

↑半分強がりです(笑)
きっと私の事は忘れるくらい
幸せなのでしょう♪
猫エイズはまだまだ
誤解されている方が
ほとんどです。
以前もニャンフォメーションで
お伝えしましたが
エイズ=免疫不全の病気で
人間のエイズ同様
とても偏見が多いので

詳しくはコチラをご覧ください
名前だけで敬遠する前に
まずはどんな病気かを
知ったもらえたらと思います。
なによりもテンテンの譲渡は
私にとって希望を
与えてくれるものでした

同じ病気の子にも
大切な家族ができますよう
心より願っております
