みなさん、
ヌートリア
ってご存知ですか?
どこかの国の地名のような
そんな名前をしていますが
ヌートリアとは
特定外来生物に指定されている
動物の名前なんです
私も写真でしか見たことありませんが
第一印象は
小さなカピバラ
というイメージでした💭
【ヌートリアの生態】
水辺に生息する
体長は40cm〜60cm(しっぽを除く)
体重は5〜9kgほど
繁殖期は年に2〜3回
一度に平均5頭(2〜6頭)子どもを産み
爆発的に繁殖する
寒さに弱く、冬は流産の確率が上がる
生態系を調べた時に
なんだか猫に似ているなぁと
感じました。。
ヌートリアは警戒心が非常に弱く
人がいると近づいてくる子もいるそうです
ヌートリアへの餌やりをしている人もいるため
環境省や各自治体でも
注意喚起が行われています。
(京都府HPより)
もちろん、農作物への被害が
懸念されることは理解していますが
ヌートリアも同様に
被害者側ですよね…
外来生物ということは
元々日本にはいなかった。
それが日本人の都合で持ち込まれ
自然に放たれ繁殖していったので
ヌートリアには何も非がありません。
最も早期の導入は
明治末期という記録を読みました
もっと早くに駆除以外の対策が
できていたのでは?
と思ってしまいます…
こんなふうに繰り返されてきた歴史の中で
どれだけの動物たちが
犠牲になってきて
これからも犠牲になっていくのでしょうか。
ごはんがほしくて人に寄ってくるなんて
私はやっぱり
「かわいいなぁ✨」と思ってしまいます
動物たちを殺して処分する
以外の方法はないものでしょうか…
人が背負わなければならない責任を
動物たちに押し付けていては
いつまで経っても
”被害”はなくならないのでは
ないでしょうか…
人の生活に動物を巻き込むという事は
それなりのリスクを伴うことも覚悟し
本当にその動物を迎えるべきなのか
先のことを考えて
決めていただきたいですね。
それは
ペットを迎えることも
同じです。