皆さんは、
人に「ペットロス」があるように
ペットにも「仲間ロス」があるのを
ご存知ですか?
私も愛犬を亡くした時
「ペットロス」に陥りました。
毎日一人になると泣いて
職場でも涙が出てきたり
食欲も無くなり体重も落ちました
ペットロスに対して厳しい意見もありますが
生きがいを亡くした人にとって
その悲しみは計り知れません
同じように
愛犬と一緒に過ごしていた愛猫も
表情が暗くなり
愛犬の仏壇の前や、近くにずっといました。
人のように「死」という概念はないとしても
“いなくなったんだ”という寂しさや
不安感は感じているのではないかと思います。
2月5日に、ちゃびんが虹の橋へと向かい
ちゃびんと姉妹だったくぅちゃんに
異変が起きました…
☆ちゃびんの事が大好きなくぅ。
左:ちゃびん 右:くぅ
19年一緒に過ごしてきました。
ちゃびんが亡くなる数日前から
くぅちゃんの食欲が落ちはじめ
ちゃびんが亡くなった5日から
ごはんを食べなくなりました…
ごはんだけではなく
お水も飲まなくなったくぅちゃん😢
(この時点で病院の検査は異常なし)
毎日元気にわーわーと鳴いて
要望を伝えていたくぅちゃんが
全く鳴かなくなったのです…
オシッコの量も減り
かわいそうですが食欲が戻るまで
強制給餌で流動食とお水を与えていました
4日後には破壊行動が始まり
人の手を咬んでしまったり…
(人を咬んだのは初めてです)
くぅちゃんの心が壊れてしまうのではないかと
私達も気が気ではありませんでした
心が壊れると、体も壊れてしまいます…
ちゃびんの寝床はそのままにして
なるべく環境を変えないようにしていましたが
くぅちゃんがちゃびんの様子を
ひたすらに探すため
ちゃびんと一緒に寝ていた時の状況を
再現してみました
それがくぅちゃんにとって正解か
分かりませんでした
ちゃびんが居なくなったことを
より実感してしまうのではないかと
不安もありましたが
くぅちゃんはちゃびんの匂いを感じながら
ちゃんと自分の中で
気持ちの整理をし始めました
ちゃびんの匂いがある事で
くぅちゃんは落ち着きを取り戻し
少しずつ食欲が戻りはじめ
自分の力で立ち直りました✨
心のケアに、正解はないと思いますが
その子にとっての正解は、必ずあります
飼い主さんが一緒になって悲しみ
寄り添い、その子の気持ちを汲み取ることが
大切なんだと、今回くぅちゃんから
教えてもらいました🍀
ちゃびんの服を着るくぅ🌸
ペットの仲間ロスには
以下のような行動が報告されています
・食欲がなくなる
・鳴き方の変化
・熟睡しなくなる
・亡くなった動物のお気に入りの場所を探す
・縄張り意識の増加
・飼い主のそばから離れない
【くぅちゃんの場合】
・食欲がなくなる
・鳴き方の変化
・夜も落ち着かずウロウロしている
(熟睡しなくなる)
・ちゃびんのいた場所を探す
・イライラしている(威嚇や破壊行動)
もしおうちの猫ちゃんやわんちゃんが
大切な兄弟をなくし
仲間ロスになってしまったら
無理に忘れさせようとせず
その子のペースに合わせて
寄り添ってあげてください✨
※病気の場合もあるので、
元気や食欲がない場合は
動物病院の受診をおすすめします。