皆さんは宇宙に行った犬、ライカをご存知ですか。
ライカは、元野良犬で
あるプロジェクトの為に捕獲された一匹だったそうです。
そのプロジェクトとは、世界で初めて生き物を宇宙に飛ばすというものでした。
様々な訓練や条件をクリアし、
1957年11月3日
ライカは初めて軌道を周回した動物になりました。
当時、打ち上げたロケットを地球に戻す技術はなく、
このプロジェクトが考えられた時点で、
ライカが地球に戻ることは想定されていませんでした。
その為、最期は毒餌により安楽死が予定されていたそうです。
しかし、打ち上げから約5時間後
機内温度の上昇で、ライカはストレスと暑さの中1人宇宙で亡くなったそうです。
元から生きて帰すことを想定していなかったという事は
当時も問題になっていたそうですが、私も疑問を感じて仕方ありません。。。
ライカの話は今から60年以上前の話です。
現在は、少しずつですが動物は使わない代替法が考えられています。
しかし、皆さんもご存知のように今も動物実験は行われていて
私達に身近な医薬品や生活用品などの開発で犠牲になっている動物たちがいます。
では今後も、動物実験は人類の発展や、人が安全に使用する為に絶対に必要なことで、仕方がない事なのでしょうか、、?
現実を知り、疑問を持ち考える人が増えるだけで、変わっていく事があると私は思います。
実際、私も自分が使っている物を調べるきっかけになりました。
人の為に犠牲になっていく命がなくなることを切に願います。