大分ニャンたろう
ニャンフォメーション

ロードキルと環境問題

春になり、

動物たちが活発になった為

毎日のように猫やタヌキが

車に轢かれ亡くなっています。

 

 

 

ここ最近動物の死骸を見ない日はありません汗

 

 

つい最近も…

仕事帰り、もうすぐ自宅に着くという時

路肩の白線の上に横たわる陰が…

 

 

その日の行きにも猫とアナグマの

ロードキルを見かけていたので

また何かはねられているのかと

気にかけていると

すぐに猫だということに気づきました

更にその子はまだ、生きていたのです…

 

 

状況から一人では無理だと判断し

近くに住む友人に連絡すると

すぐにかけつけてくれ

2人で歩道に移動させましたが

間もなく亡くなりました。

※動物を移動させる時は必ず手袋や

バスタオルを使用し、無理のない範囲で

行ってください。

又、動物が生きている場合は咬まれないよう

十分な注意が必要になります。

 

 

動物がはねられ、生きている状況や

目の前ではねられる事態に

何度か遭遇したことがありますが

もがき苦しむその姿は見るに堪えません…

 

 

動物が亡くなっていた時は

管轄の行政機関(市役所や清掃センター)に

連絡をすると回収に来てくれます。

また、#9910(道路緊急ダイヤル)では

24時間対応してくれます。

 

 

対象動物が生きている場合は

すぐに病院へ向かわなければ助かりませんあせる

すぐに対処しても助からない事もあります。

その場合の責任(治療費やその後のケア)は

各自の負担で行います。

 

 

 

欧米の消防車には、人と同様に

動物を助けるための救命装置が

装備されているそうです。

動物用の酸素マスクで、火事にあったペットが

救われたという記事を読んだことがあります。

消防士は動物の心肺蘇生もできるため

多くの動物たちの命が救われています。

 

 

その後のケアをしてくれるシェルターもあり

シェルターは民間の寄付で成り立っているなど

国民の意識の差も大きく関わっています。

 

 

日本でも同じように

動物を助けたいと思う人は多くいます。

しかしそのハードルはとても高く

個人にかかる負担も大きいため

どうしたらいいのか分からないまま

動物たちの命は見過ごされています。

 

 

動物の救助ができる機関や体制が整っていれば

然るべき対応ができるのではないかと

常々感じています。

 

 

それでもその時々にできることを考え

行動するということは誰にでもできます。

 

 

亡くなっている動物がいたら通報したり

生きている場合は誰かに相談したり

何よりロードキルを起こさないように

日頃から意識して安全運転をしたりと

私たちなりにできることがあります。

 

 

 

 

年間の死亡数が殺処分の10倍といわれている

ロードキル。。。

 

「動物の事故死は仕方がない」

 

という声も多く聞かれますが

このロードキルを問題視している行政機関や

啓発に取り組む高校生たちもいます。

 

こちらのマグネットステッカーは

鹿児島県瀬戸内町が作成されたものです⬇️

 

 

環境省でも問題提起されていますし

各地の地方環境事務所でも調査が続けられて

います。

 

 

ロードキル撲滅のために活動されている

ボランティア団体さんもいます。

 

 

ロードキルの背景には

様々な問題が潜んでいるのですあせる

 

 

ロードキルが増えているということは

本来であれば森や山に住む動物たちが

街におりてきているということ

森林破壊が進み動物たちの住処が

なくなっているということです。

 

 

 

こちらの記事はとても参考になります⬇️⬇️

 

 

 

 

 

 

猫に関しては、脱走したり

捨てられた猫たちが

事故に遭って命を落としていたり

野良猫となり外で繁殖を繰り返している

という背景があります。

 

 

動物たちを保護し、生態系を守る

ということは

同時に私たちの未来を守る

ということに繋がります。

 

 

 

目にしているものは氷山の一角

と言われているロードキル。

 

 

動物が好きな人だけが動物を守る社会

ではなく

人としてのモラルや社会の一員として

然るべき対応をしていく

私はそういう意識を持って

ロードキルを減らしていけたらと

考えています。

 

 

 


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