動物愛護先進国と聞いて
思い浮かぶ国はどこですか?
ドイツやイギリスなど有名ですよね
その動物愛護先進国のなかで
最も厳しい動物保護法を課すのは
【スイス】なのです
動物たちを守るため
規制を強化する案が何度も国民投票にかけられ
可決されるのです。
国民の意識の違いが分かります。
それでも専門家はまだ不十分だと
感じているそう・・・。
日本の動物愛護に対する法律は
まだまだ不十分で良く知らない方も
多いのではないかと思います
スイスの動物保護法は
どのような法律があるのか
調べてみました。
まず初めに
法律に貫かれている基本方針は
農家や肉屋、飼い主、科学者を含め誰であっても
「動物を不適切に痛みや苦痛
危害、恐怖にさらすことは許されない」
ということです。
またスイスの動物保護法は
「動物を扱うときは、動物の尊厳
生来の価値を尊重しなければならない」と
定めています。
この規定があるため
スイスの動物は虐待や外見、能力の改造から
守られているそう
毛皮や羽毛を染めたり
クローンを作ったり
毛のないスフィンクスの品種改良は
出来ないそうです。
もちろん
断耳・断尾も禁止
輸送の際の決まりも厳しいようで
トラックの後ろにぎゅうぎゅうに豚や牛などが
乗って輸送されているのを見たことがあると思います。
ヨーロッパ内では
最大24時間輸送出来るそうですが
スイスでは車中8時間、路上6時間と
規制がかけられています。
2018年動物保護法を改正して
ロブスターやカニなどの甲殻類を
調理する際の規定も作成されました。
意識のあるロブスターなどを
熱湯に投げ込むのは違法というもの。
動物愛護に対しての意識の高さが
とてもよく分かります。
今の日本ではきっと
意識のあるロブスターを・・・
という規制。
「そんなことまでする必要があるのか・・」
という意見の方が多いように感じます。
日本は動物愛護をめぐった
様々な問題を抱えています。
まずは日本が動物愛護後進国である現状を
私たち自身が理解し
問題意識を高めていくことから
始めなければならないのではないでしょうか。