先日、九重町にある
を訪問させていただきました
こちらの施設は殺処分に関する対策施設ではなく
名前の通り、災害に特化した施設です
杉本彩さんも訪問されたそうですよ
敷地がとても広いですね
センター内は24時間録画・管理を
されていました
診察台も設置されており
簡単な治療などが行えるとのこと
虫の駆除やワクチン接種はもちろん
『病気をさせない』ことを徹底されています
動物たちへの負担の軽減と
病気になり高額な治療費が発生しないよう
早期発見・早期治療に取り組まれています
そして診察室の隣の部屋は猫舎で
8匹ほどが収容できます
こちらのキャットウォークとキャットタワーは
なんと獣医師・船津先生の手作り素敵です
過去には猫同士の相性をみて
交代でケージから出し遊ばせる
といった工夫もされていたそう
部屋にはエアコンとオイルヒーターが設置され
一日の最高・最低温度を計って記録しています
さて管理棟をでて少し移動
訪問時は霧がすごかったです
こちらが犬舎の一つ
他にも六つの犬舎がありますが
ここは中型・大型犬用でとっても広いです
見学時6匹の被災犬がいましたが
とっても清潔に保たれていて
ニオイが全くしないことに驚きました
ちなみに
温泉を利用した床暖房になっていて
ふんわりと暖かかったです
犬達はそれぞれ”健康チェック表”で
排便・排尿・回数・運動時間・完食率など
細かく管理されています
こちらの棚の二段目にご注目
犬ごとに一日分のフードが袋分けにされていて
ボランティアの人が来た時にわかりやすくなっています
初めは地震後のストレスで元気がなかったそうですが
ここに来て少しずつ
元気を取り戻したそうです
次は猫舎に移動
猫舎(ハウス)は全部で二つあります
脱走防止の柵と天井部も
ネットでしっかり覆われています
写真には写ってませんが
柵の扉、ハウスの扉、さらにハウス内側にも扉があり
三重の脱走対策がとられています
こちらも同じく床暖房
猫舎ごとに6~7匹収容できます
現在のように使用されていない場合は
VMATの研修などの際に利用されているそう
そしてこちらは600平方メートルもあるドックラン
ちょっと霧で見づらいですが…
被災犬たちも思いっきり走り回れます
地面が土でクッションになり
高齢犬も運動しやすいですね
見学を終えたあと、管理棟に戻り
そこで船津先生に災害について
少しお話しを伺いました
その際力強くおっしゃられていたのが
「飼主さんが死んじゃダメ!」
ということ
「ペット達には飼主さんしかいないから
まず飼主さんが生き残ってほしい」
確かに携帯用防災グッズは
私も準備していなかったので
これを機に購入したいと思います
最後に…
船津先生が表紙を飾る
『災害にあったペットを救え』
~獣医師チームVMAT~
子供向けに作成された本ですが
子供も大人も読んでほしい一冊です
わたしも一冊購入したので
また後日ブログでも
お話しできたらと思います