大分ニャンたろう
ニャンフォメーション

人にも動物にも優しい未来へ

 
ボランティアをしていると
たまに
「里親探しを手伝ってもらえませんか?」
という内容の相談が来ます。
 
 
 
 
 
 
 
先日、お宅までお伺いして
詳しい話を聞くと
 
「2年ほど前からうちの庭に
野良猫が住みついているんですが…
隣の方から糞尿被害があるから
猫をどうにかしてほしいと言われたので
里親探し手伝ってもらえませんか?」
という内容でした。
 
 
 
その方もお子さんも猫アレルギーで
かわいそうだけど
飼ってあげられないとの事
 
 
 
 
 
 
私の個人的な目標は
「猫(動物)との共生」なんですが…
 
やはり猫が嫌いな方もいる以上
なかなか厳しいのが現状ですタラー
 

 

 
 
 
 
地域猫も周りの住人に同意が得られないと
難しいですし
 
猫の個体管理もし
登録している猫以外への餌やりは
基本的に出来ません❌
 
 
 
 
 
 
上記は簡単にまとめたものなので
大分市の地域猫に関しては
こちらをご覧ください。⇩
 
大分市の地域猫活動について
 
 
 
 
 
 
 
相談者さんは、これ以上増えないようにと
自費で避妊手術までしてくれており
庭にトイレ代わりのプランターも置いてくれています。
 
 
 
しかしながら、野良は自由です。
嫌いな人からしたら
猫が自分の庭に入ってくる事も
許せないのでしょう。
 
 
本来この地球自体
人間だけのものではないんですけどねガーン
 
 
 
 
 
 
 
そんな中、6月仙台で
「人と猫との共生に関する条例案」
全会一致で可決し
 
来年4月1日時から
試行されるようですキラキラ
 
 
 

条例は飼い主のいない猫を

住民有志が管理する「地域猫活動」を推進。

 

餌を与える市民らに対し、

不妊去勢手術などの努力義務を課すなどがあげられ

 

主なポイントは以下の通りになります。

 

 

市民等の役割には

「猫が苦手な者がいることに配慮する」と明記。

 

飼い主のいない猫に餌を与える市民には

(1)餌の散乱などに留意する

(2)人に迷惑を及ぼさない

(3)不妊去勢手術を行うか、

   地域猫活動に移行する

 

などの条件がつきます。

 
 
 

 

 

 

 
 
 
市の動物管理センターによると
 
猫に関する苦情や相談は増え続け
2018年度は844件あり
5年前の13年度(332件)の
約2.5倍に達したのだそう。
 
 
主な苦情は…
「庭に排せつされて困る」
「畑を荒らされた」
「車を傷つけられた」
「餌場が汚れている」
など多岐にわたり
 
 

 

 

 

 
 
 
議員有志が4月下旬から5月中旬に募集した
条例骨子案への市民意見には
 
「努力義務では不十分」などの罰則を求める声や
「地域で対応するのは難しい」と
地域猫活動への戸惑いなどが寄せられましたアセアセ
 
 
 
提出者代表の加藤健一議員は
「猫が好きな人も苦手な人も、
猫と共生できる社会の実現を目指す。
市民に地域猫活動への理解を深めてもらい、
必要のない繁殖を防ぎ、
飼い主のいない猫を減らしたい」
と仰っています。
 
 
 
 
 
 
 
大分でも愛護センターはできましたが
 
野良猫や飼い猫の管理など
不幸な猫を増やす根源を
いかに減らすかが一番大事で
ここに力を入れないと
問題は解決しませんショボーン
 
 
 
 
 
 
この条例は神戸でも施行されているので
各地でこのような条例が広まると
不幸な動物たちの数も
少しずつ減るのではないでしょうか?
 
 
 
同じ地球に生きているものとして
排除でなく共生という選択ができる社会へ
 
 
動物のためにも
子供たちのためにも
そんな優しい未来にしていきたいですね!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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