今年も保護された子猫が
家にやって来ました
福岡に住んでいる妹から
自宅付近で子猫が鳴いてるけど
『どうしたらいいかわからない』
と連絡があり
最初、子猫がいると聞いた時は
近くに親猫がいるのでは?と思い
確認するよう言いましたが…
よく聞くとビニール袋に入れられていると
言っていたので
人の手で捨てられたのだと
わかりました
雨の降っている中
何時間そこにいたのかわかりませんが
すぐさま保護して
保温するよう指示をだし
病院にも状態を連絡したところ
問題ないとの事で
福岡から大分まで
連れてきてもらいました
子猫を預かり、よく見てみると
まだ、目が開いたばかり
生後2週間と
いったところでしょうか
まだまだお母さんを必要とする
乳飲み子でした
幾度となく
ニャンフォメーションで
言っていますが
動物を捨てることは
犯罪です
実は妹から電話があった数時間前にも
以前、うめの里親さんになってくれた方から
連絡があり
道端で段ボールに入れて
捨てられている子猫を4匹保護したので
ミルクの飲ませ方を教えてほしいと言われ
レクチャーしたばかりで
この子達もやっと
目が開き始めたくらいの
子猫でした…。
このように、毎年繰り返し
捨てられる子猫は後を絶ちません
幸運にも拾われたとしても
無事に育つ補償もありません
この世に
生を受けた時から命です。
どんなに小さくても
産まれた時から
必死に生きようとしています。
もしかしたら、自分の家の猫が
生んだのではないかもしれません
でも、小さな命を
見捨てるのではなく
手を差し伸べて
この子たちが生きる
お手伝いをしていただけませんか
ご自身で飼う事ができなくても
誰かに相談したり
里親さんを探す事はできるはずです。
保護して約2週間
子猫を育てるのは
かなり神経をつかいますし
ミルクや排泄の補助などで
睡眠不足にもなりますが
2匹が少しずつ成長する度
命の尊さを感じます
見捨てる前にもう一度
確認してみてください
あなたのその手の中にあるものは
物ですか?
それとも温もり(命)ですか?