以前、犬や猫の殺処分ゼロを目指すため
和歌山市がクラウドファンディングを
行ったのですが
その後、ずさんな
資金管理をしていた事が発覚し
問題となりました。
クラウドファンディングとは…
インターネットのサイトでやりたいことを発表し
賛同してくれた人から広く資金を集める仕組みです。
犬や猫を助けたいとお金を出した人たちは
このニュースを見て、
さぞかしびっくりしたでしょうし
憤りを感じたに違いありません
たぶん、出資者のみなさんは
猫の不妊手術費用に充てられるのだと
思っていたはずです。
しかし、その内容は
印刷製本費、自動車保険、火災保険などに充てられ
手術した猫はわずか8匹・・・。
そして、ビックリなのが
その猫の手術8匹に対して
麻酔薬の費用
185,289円だと
言うことです
えっ
私たちが普通の動物病院で
避妊去勢して全部含めても
平均1頭 2万円前後です。
単純計算しても
麻酔だけで1頭 2万3千円…。
これに関してはTVで
インタビューを受けていた獣医さんも
『ありえない金額だ』と
驚いてらっしゃいました
その獣医さん曰く
麻酔代、薬剤費、縫う糸、
その後の鎮痛処置など入れても
最低1匹 平均5000円くらいだと
これについても
個体差により使用量が異なるのと
手術に時間がかかったと
弁明していましたが
もう、開いた口が塞がらないですね・・・。
こういう事をされると
これから『動物たちのために何かしたい』と
クラウドファンディングを考えてる方たちの
信用までをもなくしかねません
高額の医療器材などの
購入もあり
残りの資金は
1400万円ほどらしいのですが
これ以上、皆さんの期待を裏切らないような
使い方をしていただけたらと思います