大分ニャンたろう
ニャンフォメーション

大分県の殺処分の現状

 
 
皆様、ご存知ですか?
 
 
大分県は殺処分数が
毎年ワースト10位以内に入っています
 
 
なぜ、大分県は
こんなにも殺処分が多いのでしょう
 
 
今回のニャンフォメーションでは
大分県の動物愛護に関する統計をもとに
殺処分の現状についてお伝えしていきたいと思います
 
 
 
 
 
 
 
まず、これまでの殺処分数は…

 

(大分県HP 動物愛護に関する統計より引用)

 

数字だけを見ると

少しずつ減ってきてはいますが

毎年多くの命が失われているのが現状です

そしてそれが人の手で行われているのです

 

 

 

 

 

 

そもそも、なぜ

殺処分をしなければならないのか

どのように行われているのか

知らない方も多いと思います

 

 

 

 

 

殺処分が行われるまで流れ

飼い主の持ち込み又は捕獲(行政による)

愛護センター、保健所へ収容

引き取られた動物たちは動物愛護法により選別される

1.譲渡することが適切でない

2.それ以外

 

 

 

 

 

殺処分をする理由として

1.譲渡することが適切でない

2.それ以外

があります

 

 

 

 

 

譲渡することが適切でない場合

・治癒の見込みがない(怪我や病気)

・動物衛生上、問題がある感染症にかかっている

・攻撃性が高い

・狂犬病予防法に基づくもの

・闘犬(他の動物や人に危害を及ぼす可能性がある)

 

 

それ以外の場合

・施設の収容制限など物理的に飼育が困難

・適切な譲渡先が見つからない

 

一定期間譲渡先が見つからない場合

殺処分を行うところもあれば

原則殺処分はしないセンターもあり

対応は場所によって様々なのが現状です

 

行き先がないという理由だけで

殺処分されてしまう動物たちがいる

ということがとても悲しく残念でなりません

 

 

 

 

 

 

 

 

殺処分の方法

・麻酔薬の注射による安楽死

・炭酸ガスによる窒息死

 

一部の自治体では薬剤の注射による

安楽死が行われていますが

殺処分の対象となる動物が多ければ

コストなどの理由から

炭酸ガスを利用せざるを得ない

自治体が多くあります(大分県は炭酸ガスを使用しています)

 

愛護センターや保健所に引き取られる

動物の数を減らすことが出来れば

殺処分の方法も見直されるかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、このような統計資料もあります

(※画像資料は令和元年度・令和3年度のものがあります)

 

 

 
 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所有者あり、なしに関わらず

元々は人と暮らしていた犬や猫が遺棄され

繁殖した結果多くの野犬や野良猫が生まれています

 

そしてその犬・猫たちが

糞尿や鳴き声、咬傷の被害などを理由に

捕獲され殺処分対象になっているのです

 

また、飼い主からの引き取り理由に

多頭飼育崩壊飼い主の高齢化

経済的理由等もあるといわれています

 

 

 

 

 

 

 

 

殺処分を減らす、又はゼロにするためには

まず現状を知ることがとても大切です

動物は好きだけど殺処分を減らすために

何をしたらいいのかよく分からない…

という方も多いと思いますが

できることは保護や譲渡活動だけではありません

 

 

一番身近でできることは

動物を迎えた時は最後まで責任を持って

お世話をするということです

それがこれからの殺処分を減らす第一歩になると思います

 

 

また、迎えないという選択肢もあります

今はSDGSの観点からも

動物愛護の意識が高まり

色々な企業や団体などが

寄付やチャリティーグッズ等の

販売に取り組んでいます

その取り組みに参加したり

SNSで情報を検索して知識を得るだけでも活動の一つです

 

 

動物にやさしい大分県

そして世界になるように

出来ることから始めてみませんか?

 

 

 

 

 

 

⇩画像資料の引用元⇩

大分県HP動物愛護に関する統計

 

 

 

 


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