団体さんの動物レスキュー動画を見ていて
思った事があります。
所有権って何のためにあるんでしょうか?
所有権とは物の全面的支配、
すなわち自由に使用・収益
処分する権利。
私が納得できないのは、
☑暴力・殺傷
☑ネグレクト(お世話をしない)
☑多頭飼育崩壊
などの虐待されている
または
適正飼育されていない動物を
見かけてしまった時。
即座に助けたいという正義感が働きますが
飼い主からその子を保護できるのかというと
できません。
それは警察でも行政でも愛護団体でも。
誰が見ても明らかに虐待なのに
それでもその所有権が絶対で
飼い主が所有権破棄をしない限り、
永遠に飼い主の物として扱われる、
虐待を繰り返される、
そのまま見殺しになる子達も
珍しくありませんし、
私たちは仕方ないと思う事しか
出来ないのです。
動物愛護法で動物虐待は犯罪なのに
行政も警察さえも所有権があるために
手が出せないことがほとんどで、
出来ることが限られているそうです。
せっかく法律があっても
出来ることが少ないのなら
わたしたちが動くしかないのです。
ですが
証拠がないと動いてもらえない、
じゃあ証拠をとるために突撃したとすれば
住居侵入などの罪に問われてしまう。
助けたいのに、助けたい側が
法を犯さないと救えないんです。
動物だけではなく
子供の家庭内虐待を立証するのも
とても難しい世の中…
所有権のせいで守れない命があるのは
悲しく、悔しいです。
虐待をした飼い主に関しては
所有権はなくて良いと思います。
所有権が何の為にあるのか、
所有権が何を守るためにあるのか、
私も勉強していきます。
これからよりよい方向に向かうよう
少しでも多く発信していけたらと
思いました。