皆さんは人だけではなく、
蚊に刺されることで動物に移る
病気のことをご存じでしょうか?
それはフィラリア症という感染症です。
フィラリア症とは
蚊に刺されることで犬糸状虫(フィラリア)
という寄生虫が動物や人の体内に入り発症
する感染症のことです
馴染みがない方も多いかも
しれませんが、最悪の場合
死に至ることもあるとても
怖い病気です
現在は飼い主さんの予防意識の向上
から死亡率は減少しましたが、かつて
犬の死因第1位の恐ろしい病気として
知られていました
猫も全国室外室内での発症が報告
されています
更に猫の場合は犬に比べて診断が
難しいため発見が遅れて突然死を
引き起こすことも、、
私自身も猫を飼ってますが、
この感染症について知ったのは
ごく最近のことでした
身の回りで猫を飼っている友人も
フィラリア症のことを知っている
人は少なく、実際に予防をしている
という人もほぼいませんでした
「室内飼いだから」
「蚊が来ない対策をしているから」
「蚊が出てくるのはまだ先だから」
という飼い主さんもいらっしゃいますが
蚊はどこにでも存在します
蚊に刺される可能性はいつでも
どこにでもあるのです
ですが、この病気は
予防すれば必ず防げる病気です!
命に関わる病気だからこそ
予防をしっかり行うことが
大切だと思います
蚊の発生時期は地域や気候によって
異なりますが、一般的な予防期間と
しては
5月~11月頃(蚊が発生した1ヶ月後
から発生終了の1ヶ月後までの期間)
と言われています
また、フィラリアのお薬は同時に
ノミ・マダニの予防をできるもの
もあるため推奨されていて、
背中に垂らすものや内服薬など、
色々な種類があるのでお家の子に
合ったお薬を探してみて下さいね
大切なペットを身近に潜む感染症から
守るためにも、本格的に暑くなる前に
予防を始めてはいかがでしょうか