7月9日に別府ビーコンプラザで開催された
『災害時ペットとの同行避難を考えるシンポジウム』
に行ってまいりました
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最初の講演は青木貢一さんによる
『災害時のペット救護』
ここでは、どのように救護するのか
そして同行避難では飼い主の責任がどれほど重要かをお話しされていました。
『しつけられてペットになる!』と仰っていましたが
本当にその通りですよね
私も室内犬トレーナーの資格を持っていますが
人の迷惑にならないよう最低限のしつけはとても重要だと思います
しつけを怠るとペットとの同行避難は困難になります
自分の子が本当に可愛いと思うのであれば、しつけを必ずしてあげてください。
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続いての講演は則久雅司さんによる
『ペット被害対策に関する環境省の取組』
ここでは、行政が災害時どのような取り組みをしているかをお話しされていました。
あらかじめ、自分が被災した際にペットをどこで保護してもらうか決めておくのが重要で
日頃の備えが寛容さをもたらす鍵となると仰っていました。
お互い相手の気持ちになって考える事が出来なければ支え合う事もできないですよね。。。
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最後の講演は西川眞理子さんで
『熊本地震における被災動物への対応』
ここでのお話は、本当に被災された体験談でとても身近に感じる事が出来る内容でした。
ネットワーク熊本で活動していたみんなが被災して自分しか動けなかった
道路が寸断されていた為、4時間かけて現場まで行った事など…
予期せぬ事態に大変苦労されたようです
しかし、事前にペットへの名前札の配布活動などを行っていたため
被災後には80%が無事飼い主さんのところへ戻れたそうで
日頃からの備えが大事だなと痛感しました
後、最後に『災害時のトラブルはコミュニケーションで解決します』
と仰っていました。
やはり、災害時にこそ互いに思いやる気持ちが大事なのではないでしょうか
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長くなってしまいましたが…
以下のことを事前に準備しておくことで
災害時に自分のペットを守れる確率が高くなります。
①マイクロチップや首輪(名札、鑑札)の装着
②ケージやキャリー、リードに慣れさせておく
③自分のペットの特徴を覚えておく、または写真を持ち歩く
(特に黒猫や白猫は細かいとこまで覚えておきましょう!)
(特に黒猫や白猫は細かいとこまで覚えておきましょう!)
④最低限のしつけをしておく
⑤ペット同行の避難訓練をしておく
備えあれば憂いなしですね
今回このシンポジウムの前に、大雨による災害が朝倉や日田でおきました
この度、九州北部地方の集中豪雨災害により
被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます
保健所の方も対応に追われる中、ありがとうございました!
被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます