先日
モデルの松島花さんのインスタグラムで
狩猟犬は不要になったら遺棄されることが
多いという記事を見ました。
★松島さんはモデルとして活躍している傍ら
犬猫のための啓発活動や
個人・団体の方の応援を
懸命にされています
狩猟犬の遺棄について
詳しく調べてみると
とても信じがたい内容の記事が
次から次へと目に飛びこんできます
こちらは遺棄された猟犬のために
クラウドファンディングをされた方の記事です
続きはこちら
猟シーズンが終わる今、使い捨てにされた鳥猟犬に家族の温もりを
実際、狩猟犬専門の保護団体さんも
いらっしゃるので
それだけの数がいるということです
遺棄された犬は
その場で命を落とす子もいるでしょうし
そのまま野生化して野犬となる子もいます
狩猟犬として訓練を受け
育てられたかしこい犬たち
若いときは軽快に走りまわり
人の為に働き 人の役にたち
年をとって仕事ができなくなると
コストがかかるだけだと
捨てられてしまう
犬とは、賢く従順です
人と同じ感情を感じる
心を持っています
犬たちはどんな環境
どんな状況であっても
飼い主への愛情で溢れています
その子たちがある日 突然
裏切られ 捨てられる瞬間の
悲しみと恐怖を想像すると・・・
この感情は言葉だけでは
表現することはできません
遺棄以外でも
私が知っている狩猟犬は
ほとんどがフィラリア症でした
そもそも「フィラリア症」自体を
知らない飼い主さんが多いのです
もちろん、不幸な子ばかりでは
ありません
引退犬を最後まで大切に
お世話をする猟師さんも
たくさんいると聞きます
今は動物の飼育に関しても
飼い主のモラルが厳しく問われる時代に
なってきましたので
飼い主としての意識レベルの低さが
今より厳しく指摘される時代
そして”悪徳”と呼ばれるものが
今よりもっと目立ち
生きにくい時代がやがてくると思います
そういう時代が
一日でも早く訪れるために
私たちにできることは
こういった現実を
「仕方がない」と許さない事
犯罪であるという認識があっても
「バレない」「裁かれない」という
意識がこういった悲劇を生みます
猟犬の脱走も多いと聞きます
・脱走防止に努める
・登録の鑑札をきちんと首輪につける
・マイクロチップを装着する
どちらも高いものではありません
そして犬が飼いたい人は
里親としての選択肢があります
元野犬の子や元猟犬の子が
「家族」として新しい犬生を歩むため
愛護センターやボランティアさんの元で
しあわせを掴むために
今度は家庭犬としての訓練をし
迎えてもらえる日を心待ちにしています
その際、狩猟犬としてのDNAもしっかり
理解しておくことが大切です
ちなみに
今はすっかり愛玩犬として名をはせている
プードルやダックス、コーギーやビーグルも
みんな狩猟犬ですよ
だからこそしっかりとしつけをすることが
大切なんですね
他にも
支援をしたり
こういう現実を伝える事も
できる事のひとつです
小さな命のために
あなたにできることから
はじめてみませんか?