特に室内飼いをしている場合、
猫に入ってほしくない場所がありまよね。
しつけ方のコツは「絶対に入れない」
「近づくと危険だと感じさせる」です。
「絶対に入れない」には、
部屋の戸締りを徹底しましょう。
猫を抱きかかえたまま部屋に入るのも
避けてくださいね。
一度したことをやめさせるには、
猫に身の危険を感じさせる必要があります。
「近づくと危険だと感じさせる」ためには
近づくと大きな音が鳴ったり、
猫が不快に感じたりするようなものを
近くに置くのが効果的です。
猫がトイレの場所を覚えてからも
おしっこやうんちを失敗してしまうことが
あります。
「トイレが汚い」か「砂を全部交換した」
の2つが主な原因です。
トイレは、排せつ物を定期的に取り除いて
あげましょう。
やむを得ず掃除できない場合は、
あらかじめトイレを複数用意してあげると
良いかもしれません。
また、砂を一度に全部交換してしまうと
猫のにおいが消えてしまったために
トイレの場所が分からなくなってしまった
可能性があります。
砂を交換する際には
いきなりすべて交換するのではなく
まずは全体の半分を新しい砂と入れ替え
その後また半分を入れ替えて、
というように少しずつ交換するように
していきましょう。
③爪とぎのしつけ
猫が爪をとぐのは猫の習性で
「爪を整える」のと「マーキング」
の意味を兼ねています。
爪をとぐ習慣をなくすことは不可能なので
特定の場所でのみ爪をとぐようにするには
段ボール製、麻ひもを使ったものなど
色々なものがありますが
猫によって好む材質が異なります。
爪をとぎたがらない場合は
猫がどこで爪とぎをしているか
観察してみましょう。
似た素材の爪とぎに交換すると
猫が気に入る爪とぎ場所になりますよ。
また、お気に入りの素材を探すまでに
時間がかかってしまう場合、
爪をといで欲しくない場所に
吹きつけるためのスプレーもあります。
根本的な解決策にはなりませんが
一時的な使用におすすめです。
④盗み食いのしつけ
猫は縦横無尽に動き回り、
いろいろな食べ物を口に入れたがります。
人間用の味付けの濃い食べ物を
口に入れるのは猫の寿命を縮めたり、
病気につながったりと好ましくありません。
そんな猫の盗み食いを防ぐためには
「大きな音」が有効です。
猫は音に敏感で、大きな音を嫌います。
食卓に上がってきた猫に「パチン!」
と大きな拍手してやると
慌てて下に降りますよ。
数回同じことが起きるかもしれませんが
辛抱強く大きな音を立て続けることで
そのうちテーブルに上がらなくなります。
最後に。。
猫は、犬に比べてしつけづらいペットと
思われているかもしれませんが
猫の特徴を理解したうえでしつけを行えば
飼い主が感じるストレスはぐっと低くなります。
ポイントを押さえたしつけで
猫との楽しい生活を送ってくださいね