10月に入ってからひんやりした
空気に変わり秋を感じます。
日中は暑い日もありますが、朝晩は
かなり冷え込みますよね
急に寒くなったことで体調を崩されている
方もいるのではないでしょうか?
犬や猫たちも寒い時期に向けて
体に変化が見られる時期になります。
そこで今日は
秋冬にかけて増える病気や気をつけたい
症状についてまとめました
■尿路疾患
もともと猫は腎臓の予備能力が低く
泌尿器系の病気にかかりやすいですが
気温が下がることで水分摂取量が
少なくなったり、寒くてトイレに行くのを
我慢するようになったりします。
その結果膀胱炎や尿路結石等の
発症リスクが高まってしまうのです
水分不足は脱水症状を引き起こしたり
腎臓にダメージを与えやすくなります
お水を飲んでくれない子には
ウェットフードを与えてみたり
ドライフードをふやかしてみたりして
水分摂取量が増えるような工夫をして
あげましょう
また部屋の戸を締め切っているお家では
好きなタイミングでトイレに行けず
我慢してしまう子も…
猫たちがいつでも自由にトイレに
行ける様にトイレの設置場所等
見直してみると良いかもしれません
■ウイルス感染症や呼吸器の病気
秋冬は気温の低下や空気の乾燥により
ウイルスが飛散しやすくなります
空気が乾燥することにより
鼻や喉のバリア機能が低下
↓
猫カリシウイルスや猫ウイルス性
鼻気管炎などの猫風邪の発症
(くしゃみ、鼻水など)
体温が下がることで免疫が低下
↓
感染症のリスクも増加
となってしまいます。
猫風邪はくしゃみなどで簡単に移ります。
たかが風邪だと甘く見ないようにしましょう!
※子猫は特に注意が必要です!
また乾燥している場所では細菌感染も
起こりやすくなる為、湿度40~60%
くらいを保ってあげると良いです
(過度な加湿はカビの繁殖の原因に
なりますのでお気をつけください)
咳が続く場合は肺の病気なども
考えられるので呼吸が早い、呼吸の
回数が多いなどいつもと違う様子が見ら
れたら早めに病院へ連れて行きましょう!
■やけど
やけどに関しては12月以降の
本格的に寒くなってからの発症率
が高いようですが、この時期からも
注意しておきましょう
ヒーターや暖房器具の設置により
やけどを負ってしまうことがあります
こちらの記事に載っているガードは
全て100円ショップの材料で手作り
されている様です
ぜひ参考にしてみて下さい
離れた位置にいてもずっと同じ箇所に
当たっていると低温やけどを起こして
しまうこともありますので暖房器具の
扱いには充分に注意してください!
■肥満
過ごしやすい気候になり、夏バテだった
子たちの食欲が回復することも多いです!
ですが寒さが苦手な猫たちは動くことが
減ることで運動量も減ってしまう為
太りやすくなる時期でもあります
肥満は様々な生活習慣病を引き起こす
引き金になります
また肥満だけではなく、突然食べる量が
増えることで胃腸への負担が大きくなり
下痢や嘔吐をしてしまうこともあるので
食べるだけ食べさせるといったことが
無い様にしてあげてください
以上、これからの時期に気をつけて
ほしい病気や症状のまとめでした
環境の変化に敏感な猫たちの為にも
過ごしやすい環境を整えてあげれると
良いですね
今年も昨年同様、厳しい寒さになることが
予想されているようなので、対策を
しっかりしてペットたちと一緒に
今年の冬を乗り切りましょう