大分ニャンたろう
ニャンフォメーション

繁殖引退犬、猫

ペットショップに並ぶ

小さな子犬や子猫。

 

 

 

その子たちには必ず

お父さんとお母さんがいます。

 

 

その子たちのお父さん、お母さんは

どうなっていくのか。

 

考えたことはありますか?

 

 

動物取扱業者に対する

【飼養管理基準(数値規制)】が

2021年6月1日より施行されました。

 

 

今までは、明確な数値基準が

定められていなかったため

行政が指導に入ったとしても

適正な指導が徹底されていませんでした。

 

 

 

そのため、体格に合わないケージや

適正なお世話が行き届かない人数での管理になり、

動物たちが苦しんできたのです。

 

 

 

数値規制が組み込まれた改正法が施行され、

動物も人も

安心できたかというとそうではないのです。

 

 

繁殖犬、猫たちは

数値規制により繁殖回数や年齢に制限が

定められました。

 

 

 

その回数や年齢に達してしまった犬、猫は…

どうなってしまうのでしょうか。

 

 

数値規制について詳しく分かりやすく

説明されています下矢印下矢印

東京都保健医療局
 
 
ここで、問題になってくるのが
基準通りに施設を作り変えたり
ケージを新しく購入したりと
莫大なお金がかかります。

 

 

 
また、繁殖に関しても
明確な基準が定められたため
多くの犬猫たちが繁殖犬猫の役割を終え
引退することになります。
 
 
さらに、従業員数の基準を守ろうとすると
ここでも行き場のなくなる犬猫が
あふれてしまう。
 

 

 

法改正での主な目的は
悪質なブリーダーを排除すること。
近年もニュースで報道されているのを
よく目にします。
 
 
多くの繁殖引退犬猫たちはまだまだ
これから犬猫生が続くわけです。
 
このような事態を見越して
数値規制の施行には2年間の段階的な猶予期間がありました。
 
ブリーダーなどの繁殖業者は
引退後も終生飼養することが原則ですが
コロナ禍や物価の高騰でやむなく
手放さざるを得なかったブリーダーもいるようです。

 

 

 
今現在引き取りをするシェルター等は
どこも逼迫状態。
譲渡が進まなければそこが飼育崩壊を起こすことになり得るのです。
 
 
私たちができることは
この現実を多くの方に知ってもらうこと。
 
ペットをお迎えする際には
子犬や子猫だけでなく
繁殖引退犬、猫を!という選択肢も
あるということを知っていただけたら幸いですクローバー
 
 
 
 
 

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