みなさんは
高齢の猫ちゃんと
暮らしたことはありますか?
猫は人の4倍早く
年をとると言われています。
今は完全室内飼いの普及や
キャットフードの品質向上、医学の進歩により
ペットの高齢化も進んでいます。
一緒に過ごせる時間が増えるのは
嬉しいことなのですが
どうしても猫が先に
年をとってしまいます
一般的に7歳頃から
シニア期に突入すると言われており
若く見えますが老化現象の兆候が
見えてくる頃になります。
7歳~16歳は高齢期
17歳以上が超高齢期と
言われています。
人と同じで
老化が始まると生活のしづらさが
目に見えて分かるようになります。
シニア期に突入したサインとして
寝ている時間が長くなる
毛づやがなくなり、毛量も減る
あまり毛づくろいをしなくなる
高い場所に登るのが苦手になる
口臭や歯が抜けるなどの口腔内の不調が出てくる
耳や目が悪くなる
などが挙げられますが
ここも人と同じで老化のスピードも
猫それぞれです。
私が飼っているさび猫も今年
12歳になりますが
上記の項目に当てはまるのは1項目だけです。
まだまだ走り回りますし
キャットタワーの上にもひょいっと
登れます
ただ老いを実感しているのは事実です。
高いところに登りお外を眺めるのも
大好きなのですが
時々足を踏み外します
トイレもりきむ力が弱くなったのか
をおしりにくっつけたまま
リビングに帰ってきます
ご飯以外の時はほとんど
寝ています
ではどのような
工夫をしたら良いのでしょうか?
まずはフードです
活動量も消化力も落ちると言われています。
そのため年齢に適したフードを
与えるようにしないといけません。
また老猫になると飲水量が
減ってしまう傾向があります。
ウェットフードの割合を増やすなどして
調整して下さいね
次に体のケアです
筋力の低下や関節炎などの発症により
体を動かすことが億劫になり
毛づくろいが出来なくなることがあります。
ブラッシングや汚れが気になる時は
蒸しタオルなどで拭くだけで全然違います
爪も伸びすぎないように
定期的にチェックしてあげてくださいね
健康チェック
動物病院での定期的な検診や
排泄物のチェック(量・色・におい)
口臭、耳の汚れの有無など
家で簡単にできることもあります。
毎日チェックすることで
小さな変化に気づくことができ
早期発見・治療に繋がります
環境を整える
私の場合は
仕事などで家をあける際
キャットタワーのない部屋に
一人でのびのび過ごせるようにしています。
(多頭飼いで相性が悪い子がいるため)
キャットタワーはありませんが
外が見えるように
登れる場所を設置。
様々な工夫が必要になってきますが
とても大事な事だと思います
介護をすることになるかもしれません。
大変なイメージが思い浮かぶと思いますが
愛猫と濃密な時間を過ごす大切な時間かなと
私は思います。
老猫との暮らしは
大変なことばかりではありません
うちの子はまだ12歳なので
まだまだだと思いますが
介護の心構えも覚悟もしています
元気に走り回ったり
おもちゃで遊ぶ姿も愛らしいですが
ゆったり過ごしている老猫を
お世話するのも若い猫にはない
穏やかな時間を過ごせるので私は好きです
高齢猫と暮らしておられる方は
様々な観点から
安心・安全・快適に過ごせるように
工夫されていると思います。
人も動物も穏やかな生活が送れるように
老化の兆候が見られたら
早めに対応してあげてくださいね