CAPPとは…
(Companion Animal Partnership Program)
人と動物のふれあい活動の略称です。
アニマルセラピーと聞くと
聞き覚えのある方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
人と動物のふれあい活動は
目的などに応じて3つに分けられます
動物介在療法
(AAT:Animal Assisted Therapy)
人間の医療の現場で
専門的な治療行為として行われる
動物を介在させた補助療法。
医療従事者の主導で実施します。
精神的身体的機能
社会的機能の向上など
治療を受ける人にあわせた治療目的を
設定します
動物介在教育
(AAE:Animal Assisted Education)
小学校等に動物と共に訪問し
正しい動物とのふれあい方や命の大切さを
子供たちに学んでもらうための活動。
生活科や総合学習などのプログラムとして
取り入れる学校も徐々に増えています
動物介在活動
(AAA:Animal Assisted Activity)
動物とふれあうことによる情緒的な安定
レクリエーション・QOLの向上等を
主な目的としたふれあい活動
参加出来る動物は
犬
猫
うさぎ
モルモットなど人間と共に暮らしてきた
コンパニオンアニマル(伴侶動物)と
呼ばれる動物たちが活動しているようです
活動に適した基準などもありましたので
ご覧ください
□人間大好き!人見知りをしない
□他の動物たちとも仲良くできる
(怖がったり、攻撃したりしない)
□見慣れないものや、大きな音も大丈夫
□おすわり、待てなど
基本的なしつけができていて
飼主が確実にコントロールできる(犬の場合)
□健康管理はばっちり!!(定期検診・予防)
□満1歳以上
【日本動物病院協会(JAHA)ホームページより引用】
犬猫は
参加もしやすく
親しみをもって迎え入れてもらいやすいため
活動の主役だそうです!!
子犬や子猫は体力や免疫が充分でなく
ストレスを受けやすい、病気に感染しやすいなどの理由により
参加できないようです。
この活動1986年から始まっており
参加するボランティアさんや
参加動物もどんどん増えています
生活を共にしているペットと
参加できるのも良いですよね
参加するには
講習を受けたり、見学したりと
様々な段階を踏んでからのようです。
それらをクリアすると次のステップ
ペットの適性検査に入るようです。
もしペットの適正検査がクリア出来なかったり
一緒に暮らしていないとしても
人だけのボランティアとして参加出来るようです!!
なかなか県内ではないようですが
大分県でもアニマルセラピーを
取り入れている老人ホームがあったり
ホースセラピーなどもありました
乗馬が出来なくても講習を受けると
ボランティア隊として参加出来るようです
ご興味のある方一歩踏み出してみませんか?
見学だけでも自分の中の何かが
変化するかもしれません。
コロナ禍で様々な制限があり
不安や悩みを抱え
心がすさんでしまいそうな今・・・
実際心の病が急増しているそうです
ボランティアとして参加し
様々なセラピー動物と触れ合う事で
自分も癒やされたり
多くの人を笑顔に出来る
そんな活動があリます