大分ニャンたろう

猫の性質

~飼う前に知っておこう~

猫ちゃんの生態をよく知らずに飼ってしまうと、「思ったより大変」「お金がかかる」など
最悪その子を手放すなんてことにもなりかねません。
飼う前にしっかりと猫ちゃんについて知っておくと、飼い主さんも猫ちゃんも
良きパートナーになれるのではないでしょうか・・♪

【その①】
猫は爪をとぐ生き物です。
カーテン、ソファーあらゆるもので凶器をつくりだします。
【対処法】
小さな頃から爪とぎに慣れさせ
飼い主さんは爪切りを頑張りましょう!
【その②】
猫は縄張り意識が強い動物です。
特にマーキングの臭いは強烈で一度臭いがついたら残念ですが諦めて下さい。
【対処法】
発情が始まる前に去勢手術をしましょう。
でも、手術してもしちゃう子もいますのでその時は獣医さんにご相談を・・・
【その③】
猫は破天荒な動物です。
その上意外とドジなのです・・・
頭から花瓶が降ってくる前に回避しましょう!
【対処法】
危険だと思うものはしまいましょう。
それでも、猫は予想外の行動をします。
あなたが予知能力者なら話は別ですが・・・
【その④】
こうみえて結構デリケートな動物です。
放っておくと病気になっちゃったりします。
【対処法】
トイレは常に清潔にしてあげましょう。
トイレの回数や尿の色をチェックする事も大切です。
【その⑤】
猫はよく吐く動物です。
嫌がらせのようにフローリングから
マットの上に行って吐く事もしばしば…。
【対処法】
強いて言うならブラッシングでしょうか?
たまに、吐くことがあっても異常がなければそれほど心配する必要はありません。 
【その⑥】
猫は我慢する動物です。
飼い主にですら弱みを見せたくないらしく
常に平常心を装っています。
【対処法】
ちょっとしたSOSをしっかり
キャッチしてあげることが大切です。
【その⑦】
猫は丈夫だと思われがちですが
かかりやすい病気もあるのです。
【対処法】
特に多いのは、下部尿路疾患(FLUTD)や、腎臓病です。
ストルバイト結晶は命にかかわる事も・・・
【その⑧】
猫はお金を招くのではなく
お金も時間も消費していきます。
【対処法】
グルメだったり、トイレにこだわりがあったりと飼い主の思い通りにはいきません。
病気になったら全力で尽くしましょう。

~猫ちゃんを迎える準備~

*猫ちゃんを迎えるのに必要な物*

下のリストをタップすると説明が表示されます。

キャットタワー

猫ちゃんは上下運動が出来ないと大変ストレスを感じます。
年齢にあったものを選んであげてください

ケージ

普段は必要なさそうと思われがちですが、子猫の時のトイレのしつけや留守中の危険防止にも繋がります。
ケージも自由に出入りできるようにして、いざというとき怖がらないようにしておきましょう。

キャリーバッグ

病院へ行く際には、あったほうがよいですね。突然入れられると猫ちゃんもびっくりしてしまいますので…キャリーバッグの入り口を開けて普段から部屋に置いて自由に出入りできるようにしてあげましょう。

フード

ドライやウェットなど様々なフードがあるので、猫ちゃんにあったフードを選んであげましょう。

爪とぎ

猫ちゃんは本能行動で必ず爪をとぎます。先に爪とぎでとぐ事をしつけると家具への被害もなくなります。

トイレ

色々な種類があるので、その子にあった物を選んであげましょう。
清潔に保ってあげるのも忘れずに

爪切り

嫌がる子もいますが、小さな頃から足をこまめに触ったりして慣らしておくと
よいでしょう。難しいと思われがちですが、尖った先端のみでも大丈夫です♪

おもちゃ

ストレス発散させる為にあそんであげましょう。
ただし、紐などがついているものは事故防止のため飼い主さんが側を離れる際はしまいましょう。

ベッド

包み込むタイプやドームタイプは猫ちゃんが落ち着ける場所にもなります。夏場はベッドを置く場所にも注意しましょう。

~ワクチン接種~

猫ちゃんを迎えたらまず、動物病院で
健康診断をしてもらいましょう。

ペットショップでワクチン接種を
している子でも、再度ワクチン接種が
必要です。

ワクチンの種類や時期は獣医さんと
相談しながら決めていきます。

猫ちゃん特有の病気から人にも感染する病気
(人畜共通感染症)など、さまざまな病気が
あります。

猫ちゃん特有の病気は
ワクチン接種をすることで、
万が一感染した時に
症状を軽減することができます。

~不妊手術(避妊・去勢)のメリット~

女の子の場合
  • ・望まない妊娠を防げる
  • ・発情期のストレスがなくなる
  • ・生殖器疾患や乳ガンの予防
男の子の場合
  • ・望まない妊娠を防げる
  • ・マーキングやマウンティングなどの
  •  問題行動や攻撃性の抑制
  • ・発情のストレスがなくなる

※共に不妊手術をする事で殺処分数の低下につながります。
猫殺処分数の8割〜9割が子猫です。
ホルモンバランスの乱れから肥満になりやすくなるので、食事と運動のコントロールが大切です。

~定期的な健康診断~

猫は痛みを我慢する生き物だと言われています。
見た目では気付きにくいので、症状が出た時には手遅れなんてことも…定期検診で早期発見できれば猫の負担も減りますし、金銭面では飼い主さんも助かります。

子猫は風邪をひいただけで命を落としかねません。
「一日様子を見よう」が命取りになる事もあるので、日ごろの観察力がとても大事になります!